最近、会話やコミュニケーションについての関心が高まっています。「コミュ障」なんて言葉もよく耳にしますよね。そんな関心が高まる中、会話やコミュニケーションを取ることが苦手、そういう人が最近増えてきています。(※コミュ障=コミュニケーション障害)

私も何年か前までは色々な人と話すことが好きで誰とでも話せていたのに、ある時を境に上手く話せなくなっちゃった。言葉が出てこないんだ、、前は考えなくても言葉がポンポン出てきたのに。
以前は会話が好きで誰とでも話せていたのに。なぜ上手く話せなくなってしまったのでしょうか?
それは話す機会が少なくなっているから。会話をする環境から遠ざかっているということです。それはどういうことなのか具体的に考えていきましょう。
目次
会話が下手になった原因
LINEやTwitter、facebookなどSNSの存在
これが一番の大きな原因ではないでしょうか。SNSが普及する前のコミュニケーション手段は会話しかなかった。何か伝えたいときは苦手な相手とでも嫌でも直接話さなければならなかったのです。
しかし、現在はどうでしょう?電話をする代わりにメールやLINEを使い、直接会って話さなくてもSNSで会話をすることができる。またお店に行ってもタブレットなど、店員さんと会話をしなくても商品を検索したり注文できるシステムが導入されている。
これだけでも会話をする機会が激減していることが分かりますね。
さらにカフェやファーストフード店で同じテーブルをかこんでいるにもかかわらず、それぞれが無言で下を向いてスマホをいじっている。もはや直接会話しないでコミュニケーションを取ることが当たり前の時代なのです。
人間関係の希薄化
SNSやテレビ等、メディアの発達により趣味、嗜好が多様化し人間関係のつながりが増えました。人間関係の幅が広がったのならコミュニケーションの幅も広がったのでは?と思うかもしれませんが、実は人間関係は希薄化しているのです。
というのも人間関係のつながりが自由に選べるようになった分、簡単に相手との関係を断つなど人間関係を軽く扱うようになったから。
また、テレビニュース、ネットニュースなどによる情報過多も人間関係の希薄化の原因につながっている。
私たちは今、ネットやテレビから簡単に情報を得ることができます。その中には心を痛める残酷なニュースもあります。
そういう残酷な情報を得た親は子供の身の安全のために他人との接触を避けるよう教えたり、また自身を守るために他人とは積極的に接触しないようにする。また世間の目などがあり気楽に声をかけづらい環境にもなっています。
会話が下手になった人の対処法
会話をする機会が減ったのは環境の影響が大きかったことは分かりましたね。では実際どうしていけばいいのかを考えていきましょう。
自分の身の置き方、行動
いたって簡単なことですし想像がつくかもしれませんが、積極的に会話をする環境に身を置くこと。それだけです。会話をする機会が減って苦手になったのなら、会話をする機会を増やすのです。
今、気軽に会話ができる職場や環境にないのであれば、地域のイベントや趣味のオフ会などに参加するなど直接会話をしなくてはいけない環境にすすんで身を置くこと。
コミュニケーションツールが発達しているのでSNSやネットを使えば簡単に地域のイベントや趣味が同じ仲間を見つけることができますよ。
会話のコツ
会話をしなくてはいけない環境に身を置いたが、実際どうやって会話したらいいのか。
まずは自分が思ったことを短くてもいいから言ってみましょう。もし緊張しているなら「実は会話があまり得意ではなくて緊張してるんです。」という感じで。
この時気を付けてほしいのは自分を良く見せようとか上手く言おうとか思わないこと。自分をよく見せよう、うまく話そうと上辺だけの言葉を言うより言葉に心をこめて言った方が相手には伝わるもの。自分の思ったことを素直に口に出すのです。
慣れてきたら少しずつ話す量を増やしていきましょう。
まとめ
会話が苦手になった原因は
- メール、LINEなどのコミュニケーションツールの普及。
- 趣味、嗜好の多様化やメディアの発達による人間関係の希薄化。
により人と人が直接会話をする機会が減ってしまったということ。
そして、それを解消するためには積極的に会話をする環境に身を置くこと。以前のように話せるようになるためには会話をする機会を増やして練習する必要があります。そこで自分の思っていることを少しずつゆっくりでいいので話しましょう。
これを何度もやれば以前のようにまた楽しく会話ができるようになります。
楽しく会話ができるように頑張りましょうね!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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