会話中、話したいのに上手く言葉が出てこない、思ったことが上手く話せないということがあると思います。家族や親しい友人とは普通に話せる、けれど会社の同僚やそんなに親しくない人が相手だと途端に話せなくなる。このような悩みを持つ人は多いのではないでしょうか?

私が上手く話せないのは生まれ持った性格のせい?上手く話せるようになりたたくて頑張るんだけど、相手を前にするとやっぱり上手く話せない。上手く話せるようになることはないのかな。
悩んでいる自分の横で誰とでも楽しそうに話す友人や同僚。話が途切れることもなく、むしろ盛り上がってる。そういう光景を目の当たりにすると、もうこれは性格か自分にはない相手との能力の差の問題で自分には絶対にマネできないことのように思えてきます。
また、それが続くと、もしかして自分はどこか脳に病気があるんじゃないか?とまで考えてしまうこともあるのではないでしょうか?
しかし、上手く話せない原因は病気ではなく、特別な能力も必要なわけでもありません。上手く話せない原因は何なのか、ご紹介したいと思います。
上手く話せない原因
苦手意識を持っている
自分は特定の人以外の人とは上手く話せない、あの人には絡みづらいなど、苦手意識を持っていることで上手く話せなくなることがあります。自分は一生懸命話そうとしているのですが、苦手意識が相手を勝手に否定しているのです。
苦手意識のせいで相手に否定的な感情を持ってしまうため、無意識に相手の話に無反応になってしまったり、相手との距離を縮めようとしないなど、会話すること自体、拒否しようとするのです。
この場合は、無意識に相手を否定してしまうので会話を弾ませるのは困難なこと。なので、リアクションをしっかりするといいです。相手の言っていることに相槌を打つ、リアクションをして聞き役になることによって、相手から話を引き出すことができ、上手く話せるきっかけになります。
相手のことを気にしすぎる
会話をする時に相手がどう思うかを気にしすぎて話せなくなってしまうことがあります。「こういうことを言ったら相手はどう思うんだろう」「こんなこと言ったら気を悪くするんじゃないのか」などと、相手の反応を気にしすぎるあまり自分の言いたいことが言えず、言葉が見つからなくなり会話が止まってしまうのです。
仕事中に相手が忙しそうだからと、話しかけれそうなタイミングを気にしすぎて結局話しかけれなくなったりすることもよくあるんじゃないんでしょうか?
こういう人は相手のことを気にしすぎないようにすること。考えてみてください。例えば、あなたが逆の立場だったとして、相手が発言する一言一言にいちいち何か思いますか?ひどく罵倒された、明らかに敵意を感じる、などの発言は別として特に気にならないことがほとんどではないでしょうか?
そういうことです。相手もあなたが言いたいことを言ってもそんなに気にしていない。そんなに周りを気にしなくても大丈夫です。
声が小さい
声はその人の個性を表す大きな特徴の一つです。声の高い人、低い人、良く声の通る人、小さくて聞きづらい人、また話し方などその人によってそれぞれ違います。
生まれつき声が小さい人もいますが、話すことに苦手意識を持っている人も声が小さくなることがあります。苦手意識があることによって自信をもって話すことができず、それが声の大きさに表れているのです。
誰だって自信がないものを周りに見せるのには抵抗がありますよね。声が小さくなるのは話すことに自信がないから。周りに聞かれたくない、聞かれたら恥ずかしいという思いがあるのです。
前に述べたことと同じですが、あなたが話していることを周りはそんなに気にしてない、聞いてないので、そこの意識を変えるところから始めましょう!
ネガティブ思考
ネガティブ思考の人に上手く話せない人が多くいる傾向にあります。「こんなこと言ったら相手に変に思われる」「嫌われるかも」など、相手の反応はこうじゃないかとネガティブな方向に考えてしまい上手く話せなくなっています。
また、こんなことはないでしょうか?
- あなたが話すと周りが黙ってしまう。
- 興味なさそうな顔、素振りをされる。
- いつの間にか人が減っている。
こういうことがあったから、話すことがこわくなった、苦手になった、だから上手く話せない。
こういう人は、愚痴や悪口を言っていたりなどネガティブな発言を無意識にしていることがありますので、心当たりがある方はまずは自覚すること、そして注意が必要です。
発想をいきなりポジティブに持っていくのは難しいので、まずは自分はネガティブ思考になっていないかを確認、そうであるなら自分はネガティブ思考だと認識してそう考えないように意識していくところから始めましょう。
話した後に後悔する
会話のネタ、知識がない
会話のネタが少ない、語彙力や知識がない、だから自信が持てず上手く話せなくなる、ということがあります。自分の知らないことを相手が話している時にどう返していいか分からない、言葉が上手く見つからない、加えて語彙力や知識に自信がなかったらあなたならどう答えますか?
「へー、そうなんだ。」「ふーん」、、一言で終わらせてしまいます。そんなつもりではなくても、どう答えていいか分からずそう返すしかない。これでは相手に無関心な態度をとったという印象を与え、相手も「この人は話を聞く気があるのか?」と思い会話が続かなくなってしまいます。
こういう人は、知らないことを知ろうとする。好奇心を持つこと。自分の知らない話題でも「知りたい」という気持ちで聞いていれば質問をしたりするなど言葉が出てきます。
また、好奇心を持って話を聞くこと、経験を積むことで会話のネタや、知識も増えていくことにつながる。そして、次第に上手く話せるようになるのです。
まとめ
いかがでしたか?当てはまったものはあったでしょうか?以前、私も上手く話せず、すべて当てはまっていました。かなり改善されましたが、今でもこれらを意識して会話をしています。
上手く話せるようになるには時間がかかりますが、少しずつ、できることから取り入れてみてください。私もあなたも会話を楽しめるようになるまで、頑張りましょうね!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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