会話はキャッチボール。相手の言葉を受け止めて今度はこちらが相手に言葉を投げ返す、この繰り返しで会話は上手く成り立っていくのです。
しかし、中には相手の話を聞こうとせず、一歩的に自分の話ばかりしている人がいます。

会えばいつも一方的に話す友人。私の話はほとんど聞いてもらえず、ずっと一人で喋り続けてる。だからこの友人と話すと疲れるんだよね。
自分だって話たいことがあるから相手に話を振るけど聞いてもらえない、反応が薄い。その後も当たり前のようにずっと一歩的に話し続けてる。そういう人の話を聞くのって苦痛ですよね。
なぜ一方的に話すのか?なぜこちらの話を聞いてくれないのか?また、そういう時はどう対処すればいいのかをご紹介します。
目次
一方的に話す人の特徴
自分に自信がなく、自分のことを周りに認めてもらいたい
自分に自信がなく、自分のことを周りに認めてもらいたい(これを承認欲求という)という思いが強い人は一方的に話す傾向があります。
自分に自信がない為、相手にどう思われているかを常に気にしている。周りと比べ自分は劣っていると思っているので、相手にそう思われたくない気持ちから、自分の話を一方的にして相手に良く思われ認められようとするのです。
「あなたは知らないかもしれないけど、本当は自分はすごいんだよ。」ということを一歩的に話すことで示し、相手に自分がすごい人だということを認めさせようとする。
相手に関心がない、自分の話は面白いと思っている
一方的に話す人の中には、相手のことに関心がなく、そして自分の話は面白いと思いこんでいる人がいます。
人は話したい、誰かに話を聞いてもらいたいと思っています。なので、話を聞いてばかりいるのは疲れる。苦痛でしかないです。一方的に話す人も同じ。相手の話を聞くことに苦痛に感じるのです。
更に、一方的に話す人は相手に関心がないので、相手の話はどうでもいいと思っている。それより、自分の話の方が面白いから聞いてほしいと思っているのです。
あなたもやったことありませんか?ウンザリしているけれど気を使って「うんうん、それで?」と興味があるふりをしたこと。これこそが相手を勘違いをさせている原因になるんです。要注意ですよ。
あなたが自分の話に興味があるのだと勘違いして更に自分の話をするようになります。
ストレスを解消したいだけ
親しい人と会話を楽しんだ後って、気分が良くなりませんか?実は自分の話をすると、気分が良くなる。ストレス発散になるということです。
しかし、相手の話を聞くだけ、聞き役になっていてはストレス発散にはなりません。逆にストレスが溜まってしまうこともあります。なので、話す側に回ろうとする。
一方的に話す人は話すことによってストレスを解消したいだけなのかもしれませんね。
一方的に話す人への対処法
話題を変える
一方的に話す人は相手に聞いてもらいたいという欲求が強いので、話を聞きましょう。深堀して聞く必要はありません。とにかく相手が言いたいことを理解する。そして、相手に話を聞いてる、理解したことを伝えたらサッと話題を変えましょう。
相手の話を遮ることになるので相手は気を悪くするかもしれませんし、本来は失礼なことになるのですが、いつまでも続く一方的なおしゃべりを止めるには仕方がありません。
会話を切り上げる
会話を切り上げることも対処の一つ。一方的に聞かされるのは苦痛でしかないし、会話として好ましい状態ではない。なので、そこから抜け出すこともアリでしょう。
「これから用事があるので急いで帰らないといけない」「病院に行く時間だから、ごめん」などと言って会話を切り上げる。話している途中にいきなり切り上げると相手もムッとするかもしれないので、ある程度話を聞いた後に切り上げましょう。
話を聞くのを止める
上に挙げた話題を変える、会話を切り上げても、「最後にこれだけ聞いて」などと言ってズルズル話を続けようとする人がいます。ここまできたら、仕方がありません。こちらも強引に話を止めることを考えましょう。
「へー」「ふーん」などと適当に返答したり、もしくは興味なさそうに別の方を向く。まともに話を聞くのを止めるのです。相手に話しづらい雰囲気だなと思わせましょう。その場にあなた以外の人がいるなら、その人と別の話題で勝手に話し始めるのも効果的です。
場の雰囲気が悪くなってしまう可能性があるのでむやみにやることは良くありませんが、ズルズル話を続けられているのではこちらも疲れてしまうし、時間もズルズルとたってしまうので割り切りましょう。
まとめ
今回は一方的に話す人の特徴、対処法をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
会話は相手の言葉を受け止めて、それを今度はこちらの言葉を投げ返す、言葉のキャッチボールで成り立っています。相手の言葉を受け止める思いやりがないと成り立ちません。
一方的に聞かされてばかりだと疲れてしまいます。それでも話続ける人には少し強引な対処をしても仕方がないでしょう。
お互いが思いやりの気持ちを持って楽しく会話がしたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
このブログを「いいな」と感じていただけましたら下のランキングバナーをポチっと押していただけますと嬉しいです。
よろしくお願いします。