ある事がきっかけでお互い感情的になり関係を悪くしてしまった。きっかけが何であれその後、相手とはギクシャクするし、顔を合わせることすら気まずくなりますよね。
相手があなたにとって大切な人でこれからも仲良くしたいと思っている人なら、早めに仲直りする必要があります。「お互い落ち着いてから・・・」なんて悠長に考えていてはいけません。関係が更に悪化してしまう可能性大です。
今回は悪くなってしまった人間関係を修復したい時に考えることをご紹介します。
目次
人間関係を悪くしてしまったら、早めの対応が必要
お互い感情的になって言い合ってしまったり、トラブルを起こしてしまった。そんな時って「自分は悪くない、あっちが悪いんだ。」「あっちが謝るべき。」と考えてしまい、自分から修復しようなんて考えませんよね。
しかし、そのまま放置していると更に関係は悪化してしまう可能性があるのです。修復するなら早い方がいい。
そういわれても、相手と感情的にやりあってしまった後だし、お互い気まずくて話しかけづらいですよね。もう少し時間をおいてからにしよう、もしかしたら時間が経てば今まで通り元に戻るかも、なんて考えてませんか?
人間関係でトラブルを起こしてしまい、関係がこじれてしまったとき、自然に修復することはありません。放置するほど、どんどん修復が難しくなってしまいます。
というのも、関係が悪くなってしまうと、相手のこと全てが悪く見えてしまうから。もしトラブルを起こした相手が仲の良い友人だったら、別の友人と話しているのを見て「自分の悪口を言っているのではないか」と考えてしまったり、自分のことを仲間外れにしようと相談しているのではと思い込んでしまったり。
そしてそれは相手も同じ。あなたのことが全て悪く見えてしまうんです。お互い悪く見てしまうことにより、怒りや嫌悪感がどんどん大きくなっていき相手との溝はさらに深まるばかりでしょう。
なので、修復したいと思うのなら早めの対応をすることをオススメします。
なぜ人間関係が悪くなるのか?
なぜ人間関係が悪くなってしまうのでしょうか?はじめはお互い関係が悪くなるような発言や行動をしようなんて思わなかったはずです。でもあることがきっかけで感情的になってしまい関係が悪くなってしまった。なぜなのでしょうか。
それは物事を自分中心で考えしまうから。そしてそれを相手に理解してもらいたいと考えているからなんです。
「自分はあなたの為にこんなに頑張ってるのに全然分かってない。」「私はこう思っているのに何で分かってくれないの?」のように自分中心に考えてしまって相手の立場になって考えてないんです。
また、感情的になっている時は特に自分のことしか考えられなくなります。「分かってくれないあの人が悪い。」「自分は悪くない。」といったような考え方になってしまい、人間関係にトラブルが発生してしまうのです。
人間関係を修復したいときに考えること
相手の気持ちを優先して考えてみる
相手とトラブルを起こしてしまったとき「自分の方が正しい。何で分からないんだ。」と自分の言い分ばかりを通そうとしがちです。ですが、それをグッとこらえて相手の気持ちを優先して考えてみましょう。
あなたが正しいと思っていることと相手が正しいと思うことは違うのです。あなたにとっては許せることでも相手にとっては許せなかったのかもしれません。あの時、相手は怒っていたけど本当は私が理解しなかったことを悲しんでいただけなのかも。。
そう考えていくことで、その時には分からなかった相手の気持ちが理解できるようになってきます。そしてその気持ちを受け入れてあげましょう。
あなたと同じように誰もが「自分のことを理解してもらいたい」そう思っています。あなたが相手の気持ちを優先して理解しようとしていれば、相手も次第にあなたのことを理解してくれるようになるでしょう。
相手を変えようとするのではなく自分を変える
人間関係が悪くなった時、「あの人がこの部分を直してくれたら上手くいくのに。」「あの人があんな言い方をしなければトラブルにならなかった。」などと相手のせいにして相手のことを変えようと考えます。
ですが、相手を変えることは難しいこと。相手にも意思がありますし、人は他人からコントロールされることを不快に感じます。あなたもトラブルになった相手から行動や言動について言うとおりにしろと指示されたら不快に感じますよね。
なので、そんなときは相手を変えることを考えるより自分を変えることを考えましょう。人間関係が悪くなったのは決して相手だけが原因ではありません。あなたにもきっと非があったはずです。自分が悪かったなと思うところがあればまずはそこを少しだけでもいいので変えてみるといいです。
するとあなたが変わろうとしていることが相手に伝わるので、相手もあなたのことを見直しきっと修復に繋がっていくでしょう。
相手と話し合いをする
人間関係をしっかり修復したいなら、相手との話し合いは重要です。その時に注意したいのは相手に妥協したり、曖昧な和解をしないこと。
「話し合ってお互いに言いたいことを言ったら関係が更に悪化してしまうのでは?」とか、「相手が怒り出してしまうのではないか?」と不安になり、自分の言い分を言わず、相手の言い分だけに妥協したり、とにかく修復がしたいからとしっかり話し合わず和解をすると後から後悔することになるかもしれません。
相手の言い分だけに妥協することで、それまで対等だった関係に優劣がついてしまう可能性があるし、その時は修復できたことにホッとしても、後から相手だけが有利になってしまったことに気づき自分が苦しむことになります。
また、しっかり話し合わずに和解してしまうと、その後また同じようなことで相手とトラブルを起こしかねません。
なので不安かもしれませんが、勇気を持って相手に向き合いしっかり話し合いましょう。相手の言い分と自分の言い分、どこで考え方がすれ違ってしまったのか、何が原因だったのか、しっかり話し合って解決策を見つけていくことが大切です。
相手との話し合いで言ってはいけないこと
話し合いの中で相手に気持ちを伝える時に言ってはいけないことがあります。それは自分を守るような言い訳、相手を非難するような言葉。
自分の印象を少しでも上げたくて、言い訳をしたくなるかもしれませんがそれは逆効果。相手からの印象はかえって悪くなります。
そして、相手を非難するような言葉。「私も悪かったけど、あなたがあんなことしたから・・・」というような言い方は、結局相手が悪いんだと批判していることになってしまうので、絶対にやめましょう。
まとめ
友人でも職場の人でも人間関係でトラブルを起こしてしまうと、その場での居心地が悪くなってしまいますよね。それを悪化させない為にも早く修復するようにしましょう。
しかし、それはあなたが元の関係に戻りたいと思う相手であるときだけでいいと思う。あなたが相手のことを受け入れられないと思ったり、無理やり自分を変えなければ修復できないような相手なら、無理に修復する必要はありません。
元の関係に戻りたいと思う相手なら、相手の気持ちも考慮に入れつつ、早めの対応をしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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