内向的と聞いてあなたはどういう印象を持ちますか?大人しい、暗い、受け身等のイメージを持ち、内向的とは反対にある外向的の方に良いイメージを持っていませんか?
そんなイメージを持っている人はぜひ内向的な人について知ってほしい。内向的であることは決して悪いことではありません。内向的な人の特徴を知ることで、内向的である人の印象がグッと変わります。
今回は内向的な人の特徴、性格についてご紹介していきます。
目次
内向的とは
人間の性格は主に内向型と外向型に分かれます。これは生まれた時の脳の回路の違いで、内向型、外向型に分かれるのです。なので成長するにつれて内向型の人が外向型に変わっていく、というようなことはありません。
- 内向的な人:一人でいることを好み、自身の内側からエネルギーを得る(周りからの刺激を遮断することでエネルギーを得る)
- 外向的な人:大人数でいることを好み、自身の外側からエネルギーを得る(周りからの刺激を受けることでエネルギーを得る)
という違いがあります。内向的な人は周りからの刺激を受けることで疲れてしまう傾向にあり、一人の時間を作ることで周りからの刺激を遮断し、エネルギーを回復させるのです。
これはその人が持つ個性であり、脳の仕組みであり、内向的であることが良いとか悪いとかではないのです。
内向的な人の特徴・内向的な性格とは
一つのことを深く考える
内向的な人は一つのことを深く考える傾向にあります。一つのことに没頭し始めると周りが見えなくなったり、一つのことを始めると他のことができなくなるという面もあります。ですが、一つのことを深く考えれるこということは内向的であることの魅力の一つ。
興味があることや気になることがあると「これはどういうことなんだろう」と自身が納得するまで深く考える。なのでじっくりと考えて新しいアイディアを思いついたり、どんどん知識豊富になっていくのです。
慎重に考えてから行動する
内向的な人は物事に慎重。内向的な人はリスクや不安を嫌い、思い付きで行動したり、無計画に何かを始めるということはしません。慎重に考えて計画を立て、大丈夫だと納得してからでないと行動に移せないのです。
そのため周りからは行動力がない、優柔不断だと短所に思われてしまいがち。スピードが勝負になる時も遅れをとってしまいます。
ですが、慎重に考えて行動することで大きなミスやリスクを避けやすくなります。また、冷静に物事を考えれるので、周りに流されたり感情で動いたりすることで後悔する、ということが少なくなるのです。
よく考えてから話す
内向的な人には会話の内容をしっかり理解し、自分の伝えたいことを頭の中で整理して考えてから話すという特徴があります。
内向的な人は外向的な人のように思いついたらすぐに口に出したり、次に話すことを考えながら話す、ということができません。これも物事に慎重な内向的な性格だからなのでしょう。どのように話すかをしっかり考えてからでないと話すことができないのです。
会話の内容を理解して整理する、さらに話す前にどのように話そうかを考えるので、発言するのに時間がかかってしまう。会話をしていても、話題についていくのがやっとになってしまっていたり、どう話そうか考えている間に次の話題になってしまうこともあるのです。
一人でも楽しく過ごすことができる
外向的な人は一人の時間を楽しむということができず、沢山の人と過ごすことを好みますが、内向的な人は一人の時間を楽しむことができます。
内向的な人は誰かと長時間一緒にいると疲れてしまう傾向にあり、周りから与えられる刺激を遮断することでエネルギーを得ているので、疲れると一人の時間を取ろうとする。疲れたら一人で過ごして休息を取る必要があるのです。
また休息を取るだけではなく、独自の世界観を楽しんだり、興味のあることに没頭するなど、一人でいることに苦痛を感じることなく何かを楽しめることができるのは内向的な人の魅力。外向的な人にはできないことなのです。
集中力が高い
内向的な人は一つのことに没頭し始めると周りが見えなくなったり、他のことができなくなったりします。ですがそれは周りが見えなくなる程、集中力を発揮することができるからなのです。一つのことを深く考えたり、物事に慎重になるには集中力がないとできませんよね。
自分の好きな分野や興味のあることに高い集中力を発揮し没頭することで、自身の能力を高めることができる。その分野で成功しやすくなるのも内向的であることの魅力なのです。
感受性豊か
内向的な人は感情を顔に出さないので感情に乏しいと思うかもしれません。ですが、気持ちを表情に出すのが苦手というだけで、じつは感受性豊かだったりするのです。
外向的な人は感じたことをすぐに表情に出せるのですが、内向的な人は気持ちをまず自分の内側で処理するので、感じたことをすぐに表情に出すことができないのです。だから何を考えているのか分からないと誤解されることがある。
ですが、自分の気持ちや感情にしっかり向き合って考えているので、表情には出なくても感受性は人一倍豊かなのです。
また表情が出にくい分、ストレスを内に溜めてしまい急に爆発することがあるので注意が必要でしょう。
まとめ
内向的な人が一人を好む理由、控えめになってしまうのは、自身の内側からエネルギーを得たり、情報を処理しているからだということが分かっていただけたのではないでしょうか?
今回の内向的である特徴を知ることで、会話で控えめになってしまうことや慎重に行動してしまうことが能力的に劣っているということでは決してなく、これは性格であり脳がそういう回路になっているだけなんだということが分かっていただけたと思います。
内向的であることに良いことは沢山あります。その良い部分を伸ばして、自身の能力をさらに向上させていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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